将棋ウォーズ5日目
前回は負けて終わったんでしたね。
気を取り直して今回も3局指してきました。
13局目 四間飛車対向かい飛車
将棋ウォーズ棋譜(whiteswan 20級 vs m1tsud0m0e 1級) https://kif-pona.heroz.jp/games/whiteswan-m1tsud0m0e-20190609_042429 #shogiwars
今回も前回までと同じようにマイブームの四間飛車で指していきました。
相手の方も向かい飛車に振ってきて相振り飛車となりましたね。相振り飛車はプロの棋譜で見かけることが少なく、また個人的にも経験の少ない戦型なのでいつもドキドキしながら指してます。これが恋...?
とはいえ過去にあの52銀で有名なNHK杯の羽生善治五段(当時)対加藤一二三九段の対局にて、解説の米長邦夫九段(当時)が「経験があってもなくても同じことですよ。」と発言しているので、その発言を胸に頑張っています。
序盤は自然に進み、中盤に差し掛かる45手目にこちらが64銀と上がっていきました。
これは次に53銀とし、同銀ー同角ー同金と一見角銀と銀1枚の交換なので損に見えるのですが、その代りに99の香車で飛車をこっそり取る狙いがあります。相手玉は囲いに入ってませんので、飛車を手持ちにしたらこちらが優勢になると考えました。
次の46手目が26歩と直ちに受ける必要のある手ではなかったので上述した狙いを実行していきました。
上述したとおりに進み、飛車をとれるとこまで来たのですが、実践ではここで飛車を取る前に61飛車と飛車を切っていきました。
相手に飛車を手持ちにされるためこちらの危険性は高まりますが、なんとなくこの飛車があまり働かない駒になりそうというか、この先の進行でこの飛車が輝く局面はないなと思ったので金と交換することで輝かせました。
守りの金は重要な駒なので、飛車との交換でも損にならないことが多いです。
59手目の23歩は手筋です。飛車が二段目に居るより三段目に居たほうが相手玉が薄くなります。
終盤はやはり相手玉の守りが薄く攻めきることができました。
14局目 三間飛車対四間飛車
将棋ウォーズ棋譜(caco_mirrative 初段 vs whiteswan 19級) https://kif-pona.heroz.jp/games/caco_mirrative-whiteswan-20190609_043500 #shogiwars
この対局も相振り飛車となりました。
45手目に45歩と次に飛車を取られる形にされてしまったのですが、自玉は無傷なのに対して相手玉は飛車を捕まえるために手薄くなっていたので飛車を捨てて銀を取り、攻めを継続していきました。53手目に86飛とされたところはこちらが良いと思いますが、56手目は47金と銀に当てていったほうが良かったと思います。この銀が最後まで厄介でした。
66手目に56銀成としていったのですが、これは64手目にやるべきでした。頭の中で順番がぐちゃぐちゃになってました。
その後はこちらが遅い攻めをしている間に、73手目32飛打という速い手が入り、83飛成というそれまで考える必要のなかった手を考えないといけなくなり忙しくなりました。
75手目75銀がおそらくいい手で、苦し紛れに64銀とし、角の方を取られて負けだったと思いますが、銅銀ー同歩を進みここはこちらが良くなったと思います。
79手目52銀ー同金ー同龍として手番が回ってきたときは、手持ちが金1枚銀2枚で勝ち筋もあったと思いますがわからず、最後95金と端歩を突いていなかったことを咎められる形で負けてしまいました。端歩大切です。
15局目 居飛車対三間飛車
将棋ウォーズ棋譜(whiteswan 19級 vs Mizore_Nozomi 1級) https://kif-pona.heroz.jp/games/whiteswan-Mizore_Nozomi-20190609_045021 #shogiwars
序盤はミレニアム囲いに囲っていきました。これ強いですよね。前の記事でも書いたと思いますが、相手にやられるとめっちゃ嫌な囲いです。競争事は自分がされたら嫌なことを相手にしましょう。マナー違反ルール違反はいけませんよ。
ミレニアム囲いの堅さを信頼して43手目に24歩と仕掛けていきました。
24歩ー同歩ー55歩
55歩で銀を動かせたら45桂で角に当て、角がどこに逃げても飛車先が突破できそうで、囲いが堅い分こちらが指せそうです。
実践は同角と銀を動かさずにこられて、同角ー24飛車ー22歩と受けられました。
これに23歩と合わせていき、37角成と桂馬を取られながら馬を作られた代わりに22歩成と飛車取りのと金を作ることができました。
これに対し42飛とにげられたのですが、これには32と金とと金を押し売る手があり、同飛ー21飛成と龍を作りながら桂馬を取り返し、更に次の飛車取りにあてることができました。
優勢を意識しつつその後どう攻めていこうかなと思ったのですが、ミレニアム囲いお得意の端攻めをすることにしました。穴熊では弱点で絶対に狙われる端も、ミレニアム囲いであれば逆に弱点として狙いにできます。
57手目に85桂と桂馬を繋いでいき、同桂ー同桂。これで85に桂がいる状態で桂馬を一枚手持ちにし、後に登場する手筋を狙いにしていきました。
次に84桂と打たれ、この状態では上述の狙いが上手くいかないため、84桂が居なくなるのを待ちます。
そして64手目に満を持して桂がどきました。
65手目94桂が必殺の手筋です。
同香と桂を取っても取らなくても攻めが決まります。
その後はいつもどおり下手な寄せになったのですが勝ち切ることができました。
今回はこんな感じでした。
連勝はうまくできませんでしたが、またがんばります。