『将棋』始めないか? その0【手軽でお金のかからない趣味】
どうも、藤井四段です。嘘です。
みなさん将棋指してますか?
将棋、いい趣味ですよ。
ただのゲームなのに知的な印象があるので人に話しやすいし、老若男女問わず楽しめます。
まあ人に話せない趣味を持っている筆者がいうのもなんですけど。(?)
ということで今回は基礎の基礎。
将棋の駒を紹介していきますよ!
- 王将/玉将(おうしょう・おう/ぎょくしょう・ぎょく)
- 金将(きんしょう・きん)
- 銀将(ぎんしょう・ぎん)
- 歩兵(ふひょう・ふ)
- 桂馬(けいま・けい)
- 香車(きょうしゃ・きょう)
- 飛車(ひしゃ・ひ)
- 角行(かくぎょう・かく)
- 龍王(りゅうおう・りゅう)
- 竜馬(りゅうま・うま)
王将/玉将(おうしょう・おう/ぎょくしょう・ぎょく)
1つ目は王/玉!
これを取れば勝ち、取られれば負け。わかりやすいです。
青で囲った範囲が動ける場所です!
四方八方どこでも動けますが、基本的には守るべき弱い駒です。
『王』は現代では王様ではなく民だと捉えたほうが納得がいきますね。
『玉』とは宝石のような美しく貴重な物のことです。
いわずもがな、『王手』の語源ですね
金将(きんしょう・きん)
2つ目は金!
右下・左下以外はどこでも動けます!下に凸の形ですね。
王様の近くに置いて近衛兵にすることが多いです。
銀将(ぎんしょう・ぎん)
3つ目は銀!
急に動ける場所がわかりづらくなった!
将棋をとっつきづらくしてる要因の一つですね。
左右と下以外は動くことが出来ます。
飛車・角と一緒に前線へ繰り出すことが多いです。
歩兵(ふひょう・ふ)
4つ目は歩です!
前進しか出来ません!
『捨て駒』なんて日本語の代表的なモデルでもあります。
成る(なる)
ちなみに、裏面に文字が書いてある駒は、上から三段目(青線)を超えるとひっくり返して使うことが出来ます。
これを『成る』と言います。
成金(なりきん)
以上の4つは、成ると金と同じ動きに変化するので『成金』と呼ぶこともあります。
日本語の『成金』の語源でもありますが、本来は下品で嫌なヤツではなく、素敵で頼れるヤツなのです。
桂馬(けいま・けい)
5つ目は桂馬です!
二股に二つ先のマスへワープする、一番トリッキーな駒です。
『馬』という名前と、その動きから、桂馬を動かすことを『桂馬を跳ねる』という人も多く居ます。
初心者は速攻と称してポンポンと桂馬を跳ねがちですが、あっさり取られてしまった事も多いのではないでしょうか。
桂馬は一番取られやすい駒なので不用意に跳ねないようにしましょう。
香車(きょうしゃ・きょう)
6つ目は香車です!
猪突猛進!障害物が無ければまっすぐ進む駒です。
でも空気です。
初心者の方は香車の使いみちに困った事はありませんか?
安心してください。プロの将棋でも一回も動かさない事がざらにあります。
でも無いと大きなハンデになります。
飛車(ひしゃ・ひ)
7つ目は飛車です!
十字ならどこへでも動けます!(障害物がなければ)
明らかに強い駒です。
相手陣へ切り込むも良し、自陣で守りに使うも良しです。
『高飛車』なんて日本語の由来でもあります。
イメージとしては
- 張飛(三国志)
- ゾロ(ワンピース)
- ハイドラ(カービィのエアライド)
ですね。とにかく腕っぷしが強いイメージ。
角行(かくぎょう・かく)
最後ですね。8つ目は角です!
斜めならどこへでも動けます!(障害物がなければ)
飛車と対を成す強い駒です。
飛車よりやや守り向きです。自陣に置いてしたたかに相手陣を睨みましょう。
イメージとしては
- 関羽(三国志)
- サンジ(ワンピース)
- ドラグーン(カービィのエアライド)
ですね。飛車より少し知的なイメージ。
最後といったな。あれは嘘だ。
龍王(りゅうおう・りゅう)
飛車の成った姿。
その爪は空も裂く。
十字に加え、四方八方1マス動けるように成りました。
強すぎる。一つの駒で盤面を占有しすぎである。
竜馬(りゅうま・うま)
角の成った姿。
その蹄は大地をも割る。
斜めに加え、四方八方1マス動けるように成りました。
強すぎる。
しかしなぜ相方が龍の王なのにこちらは馬なのだろう。飛車角の頃から薄々感じてはいたけど、不遇感が否めない。
以上です!
なんか最後中二病乙と言った感じでしたが気にしないでください。 ポケモン図鑑の説明みたいなものです。
今回はその0と題し駒の動きだけでしたが、次回からは少しづつ勝ち方とかにも入っていきます。
ではまた次回。
ちなみに今回の紹介で使用したのは将棋アプリ『ぴよ将棋』です。
初心者から有段者まで、自分にあった強さのひよこちゃんと対局でき、どこがわるかったのかも教えてもらえるのでオススメです。