PCだけで遊べる神ゲー『Oneshot』をクリアしたので紹介。メタい表現が巧みな2Dアドベンチャー

君は知っているか?『Oneshot』という神ゲーを。

知らないというのもそのはず。Youtubeでの実況動画もまだ少ない。

どうして少ないのか。それは『Oneshot』がPCでしか遊べないからだろう。

「そんな名作ならいづれSwitchやPS4に移植されるはず」

そうかもしれない。だが、PC版と同等の体験は得られない(ここ重要)はずだ。

 

説明が遅くなった。

『Oneshot』はストーリーが主体の2Dアドベンチャーゲームだ。世界観は暗いが、絵はとてもかわいい。

f:id:whiteswantown:20200527070617p:plain 

世界観をもう少し具体的に言うと、終末で、ややサイバーパンクといったところだ。やっぱり絵がかわいい。

f:id:whiteswantown:20200527071436p:plain

主人公のニコがひたすらかわいい。2Dだからって侮ることなかれ、グラフィックめっちゃ綺麗だから。

f:id:whiteswantown:20200527072858p:plain

原作がRPGツクール製ということでその面影が強く残る謎解きパート。

『青鬼』をイメージしてもらえばわかりやすいと思う。が、『Oneshot』は ブルーベリーみたいな色をした全裸の巨人に追いかけられたりはしない ので、ホラーだと勘違いして避けたりしないで欲しい。

f:id:whiteswantown:20200527073215p:plain

 

最大の特徴は巧みなメタフィクション表現。

メタ表現が苦手な人もいるだろう。しかし『Oneshot』でのメタ表現は、画面の中と外の境界線を強調しながらも、プレイヤーをその境界線の内側へ引き込もうとする作りとなっている。

この興味深い仕組みはまさに“ワンショット”。「記憶を消してもう一度初見で遊びたい」そう言うに違いない。

絶対に前情報無しで遊んでみてほしい。

Steam:OneShot

WindowsでもMacでも、998円で遊ぶことができる。

2DゲーなのでPCのスペックを選ばない。

参考までに筆者のプレイ時間は7時間半ほどでした。