PCだけで遊べる神ゲー『Oneshot』をクリアしたので紹介。メタい表現が巧みな2Dアドベンチャー
君は知っているか?『Oneshot』という神ゲーを。
知らないというのもそのはず。Youtubeでの実況動画もまだ少ない。
どうして少ないのか。それは『Oneshot』がPCでしか遊べないからだろう。
「そんな名作ならいづれSwitchやPS4に移植されるはず」
そうかもしれない。だが、PC版と同等の体験は得られない(ここ重要)はずだ。
説明が遅くなった。
『Oneshot』はストーリーが主体の2Dアドベンチャーゲームだ。世界観は暗いが、絵はとてもかわいい。
世界観をもう少し具体的に言うと、終末で、ややサイバーパンクといったところだ。やっぱり絵がかわいい。
主人公のニコがひたすらかわいい。2Dだからって侮ることなかれ、グラフィックめっちゃ綺麗だから。
原作がRPGツクール製ということでその面影が強く残る謎解きパート。
『青鬼』をイメージしてもらえばわかりやすいと思う。が、『Oneshot』は ブルーベリーみたいな色をした全裸の巨人に追いかけられたりはしない ので、ホラーだと勘違いして避けたりしないで欲しい。
最大の特徴は巧みなメタフィクション表現。
メタ表現が苦手な人もいるだろう。しかし『Oneshot』でのメタ表現は、画面の中と外の境界線を強調しながらも、プレイヤーをその境界線の内側へ引き込もうとする作りとなっている。
この興味深い仕組みはまさに“ワンショット”。「記憶を消してもう一度初見で遊びたい」そう言うに違いない。
絶対に前情報無しで遊んでみてほしい。
WindowsでもMacでも、998円で遊ぶことができる。
2DゲーなのでPCのスペックを選ばない。
参考までに筆者のプレイ時間は7時間半ほどでした。