22の若さでオールナイトニッポン0のパーソナリティを務めることになった音楽家「藤井風」とは
【INFO】
— Fujii Kaze Staff (@fujiikazestaff) 2019年7月11日
ニッポン放送にて「藤井 風のオールナイトニッポン0(ZERO)」と題した自身初のパーソナリティを務めることが決定しました!
7/27(土)深夜3:00〜4:30の生放送です!(※地域により放送時間は変更となります)
詳しくはオフィシャルサイトまで👉 https://t.co/uFzrjXL8sp
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筆者も好きな「藤井風」氏が「オールナイトニッポン0」の週替りパーソナリティを務めることとなり、知らない人も多いと思うので軽く紹介していく。
オールナイトニッポン0 とは
まず「オールナイトニッポン0」とは、伝統と歴史のある日本のラジオの代表的番組「オールナイトニッポン」の姉妹番組であり、新生パーソナリティの発掘を目的としている。
先々週はチャンネル登録者数400万人超で若者に高い人気を誇るYoutuber「水溜りボンド」がパーソナリティを務めた。
そんなオールナイトニッポン0の今週のパーソナリティを務めることになったのが22歳の若き才能「藤井風」である。
藤井風 とは
- 藤井風(ふじいかぜ)
- 1997年生まれ
- 岡山県出身
- シンガー
- ピアニスト
- ソングライター
- Youtuber
- 変装家
である。
そんな彼を一躍有名にしたのがこちらの動画。
「千本桜」を中学生がピアノで弾いてみたら・・・
誰だろう。
彼が「藤井風」氏である。
オールナイトニッポン0の宣材写真とは別人のようだが、2012年当時中学生の彼だ。
そう言われてから見ると確かにどこか面影が有る。
動画を再生すればその面影は確信に変わることだろう。
動画説明欄によれば耳コピのこの動画。
あの「千本桜」を耳コピでここまで弾くのだ。しかも中学生。天才である。
そしてこの打鍵音。
この打鍵音が「藤井風」独特のリズム感やグルーヴを生み出すのに一役買っているのだろう。
丸の内サディスティック(弾き逃げ)
誰だろう。
彼もまた「藤井風」氏である。
上の育ちの良さそうな少年とは別人のようだが、2017年当時の彼だ。
そう言われてから見ると確かにどこか面影が有る。
動画を再生すればその面影は確信に変わるだろう。
「丸ノ内サディスティック」といえばあの「椎名林檎」の代表作。
1999年にリリースされ、現在もカラオケのランキング上位に位置するなど愛され続けているが、この曲は椎名林檎ワールドあってこそであり、素人のカラオケはもちろんプロの歌手でもカバーが難しい一曲だ。
しかしなかなかどうして。
上の動画は椎名林檎ワールドに飲み込まれていないのだ。
それほどまでに独特の雰囲気を放っているのである。当時19歳の青年が。
しかし椎名林檎が㋚をリリースした当時20歳だったことを考えると、年齢は関係ないのかも知れない。
千本桜を弾いた育ちの良さそうな少年とはかけ離れた、育ちの悪そうなアンちゃんがあぐらで電子ピアノを弾く。当時と同じ打鍵音で。
タイトルにもある「弾き逃げ」とはよく言ったものだ。
椎名林檎以外による丸ノ内サディスティックとしてはトップクラスに素晴らしい動画だ。
筆者個人的には宇多田ヒカル&小袋成彬によるカバーより好みだ。
後に弾き語りバージョンも投稿している。
あまりの色気に女性愛者である筆者までも虜になりそうだ。
ちなみに色気がありすぎて筆者の地元では有害図書に指定されているが、これは嘘である。
最後にヤンキー風男性がタバコに見せかけたカカオシガレット(と思わしきもの)をかじるというユーモアまで持ち合わせている。
余談だが、筆者が最近ハマっている「池袋ウエストゲートパーク」というドラマの「キング」という登場人物にやや似ていてベリーグッドという感じだ。
変装家
「藤井風」氏は変装の名手である。
以下がその例だ。
歌舞伎町の女王 カバー 女(男)
誰だろう。
彼女、いや彼もまた「藤井風」氏である。
彼は椎名林檎を好んでいるらしく、上で紹介した丸ノ内サディスティック以外にも多くの楽曲をカバーしている。
どれも素晴らしいので必見なのだが、そんな中で特徴的なのがこの「歌舞伎町の女王」だ。
動画のサムネイルを見ればもう説明は必要ないだろう。
まさに「女に成ったあたし」だ。
他にも
本能
医者の変装をしたり、
アダルトちびまる子さん
ちびまる子さんに変装したりしている。
【コブクロ】 kobukuroーSTAY ピアノ
変装歴は少なくとも9年間あるようだ。
この他にもたくさんあり、元ネタをご存知の人ならクスッとするネタが随所に含まれているのでぜひ確認して欲しい。
ちなみに筆者のオススメは
接吻(ORIGINAL LOVE)
声質が本人に似ていてとても合っている。
Sunday Morning - Maroon 5(cover)
ピアノを弾きながら器用に挿入される手拍子が気持ちいい。
Plastic Love - Mariya Takeuchi 竹内まりや cover
近年海外でカバーが盛んなこの楽曲。外国人によるカバーも良いが、日本語話者のカバーはやはり良い。
木綿のハンカチーフ 二十歳
昔の名曲にも精通しており、どことなく昭和の香りまで再現に成功している。
エイリアンズ(キリンジ) ピアノ
色気のある男のエイリアンズは最強。
あとがき
とまあ全部良くて紹介していたらきりがないので今回はここまでとします。
今夜27時からラジオですね。楽しみです。
暗いニュースが日の出とともに街に降る前にラジオを聞いて眠りましょう。