【都市伝説】昭和65年製偽一万円硬貨の真相 ~8分違いのパラレルワールドに迫る~

 

ネットでそこそこ有名な都市伝説 " 昭和65年製偽一万円硬貨 " の真相をあるルートから手に入れたのでここで大々的に発表していくぞー.

 

とは言ってもこの事件すら知らない情弱もいらっしゃると思われるので超簡単に事件のあらましを紹介しよう.

 

話はこうだ.

2012年茨城県つくば市のコンビニで偽一万円硬貨が使用された.実際の硬貨が下の画像である.

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日経新聞より画像引用

昭和65年とあるように明らかな偽物である.なぜ,このようなあまりにもわかりやすい偽硬貨をつかったのか?どうせなら日常的に使われている硬貨や紙幣,もしくは存在する記念硬貨を偽装するほうがよっぽど低リスクである.さらに不可解なことにこの硬貨の出来は非常によく,造幣局で作られたものとほとんど変わらないほどだという.さらにさらに不可解なことにこの硬貨を使った人物は,「使えると思った」と言い犯行を否定している.

 

つまりこの事件の不可解なところは次の3つにまとめられる.

  1. 使用された硬貨はだれが見てもわかるような偽物
  2. 偽硬貨の出来が非常に良い
  3. 容疑者はこの明らかな偽硬貨を使えると思っていた

 

これを受けネットでは,ある説が唱えられた.

 

容疑者パラレルワールドから来た説

 

その世界では,昭和65年が存在しその年に記念硬貨が作られているというものである.このように今私たちがいる世界(昭和65年が存在しない世界)と繋がっていると考えられるような世界(昭和65年が存在する世界)が存在する.この世界こそがタイトルにもある8分違いのパラレルワールドなのである.今話した偽硬貨事件はよくこのパラレルワールドの存在を証明(というかほのめかす程度かも?)するものとして紹介されている.ちなみに "8分違い" の部分は深く考えなくてもよいと思う.証言元からは純粋に8分だけずれている世界で8分遅い,速いのずれではないとのこと.

わけわからん.

とりあえず今いる世界とつながっている世界の名前程度に考えてよし!(たぶん)

というのが偽硬貨事件とそこから派生したパラレルワールドの説明だ.初めに超簡単に説明するといったな.あれは嘘だ.

 

さて,きっと読者はこれを見て相当ワクワクしているだろうから今からそのワクワクをぶっ壊してやるぜっ!!!!

 

真相

 単刀直入に言えばガチャガチャの景品やで,それ.

 

コスモスという会社のジョークグッズらしい.下の画像が実際の商品.

 

 

 

 画像引用元

 細部は違うが穴の位置やだいたいのデザインなどの特徴が同じである.ちなみにこのブログには載せていないが偽硬貨の裏側のデザインは,子供銀行とは書かれていないが橋と奥の建物はほとんど同じものが書かれている.造幣局レベルの精巧さに関して言えばこの精巧であるという情報源が不明というそもそも論.というわけでこの偽硬貨は,ただの偽硬貨でした.まあ,なぜ使えると勘違いしたのか?もしかしたら本当に精巧なものである可能性などどうにかこうにかパラレルワールドに関連付けできそうな希望は少しはあるのでそこを信じてワクワクしてもいいかもね.