名古屋の栄で怪しいサークルの勧誘をうけて待ち合わせに遅刻した話

先日、名古屋の栄駅で友達と待ち合わせしていたんですよ。

21時40分集合だったので35分には着いている予定だったんです。

ところが、突然「自己実現サークル?」なる男性二人組に呼び止められました。

 

以下記憶を元に再現

A:「お兄さんちょっとお時間いいですか」

僕:「ん?」

A:「僕たち自己実現のサークルをやっていて」

僕:「はい」(きたこれ)

A:「お兄さんすごくかっこいいなって思って声掛けさせてもらったんですけど」
B:うなずく

僕:「ありがとうございます」(まんざらでもない)

A:「5分くらいでいいんでお話させてもらってもいいですか?」

僕:「いいですよ」(遅刻するけど)

 

A:「僕たち自己実現のサークルをやっていて」

B:うなずく

A:「僕たちは人々の内面から成長させて、自信をつけることで自己実現しようって集まっているんです」

B:うなずく

僕:「ええ」

A:「潜在意識って知ってます?」

僕:「はい?」

A:「せんざいいしきってしってます?」

僕:「ああ、はい」

A:「人には潜在意識っていう眠っている能力があって、それを覚醒させることができるんです」

B:うなずく

僕:「ふうん」

A:「で、僕も元々自信がなくて将来どうしようとか思ってたんですけど、自信がつくようになったんです」

B:うなずく

僕:「ですよね、自信ついてますよ。僕だったらこんな突然道行く人呼び止めて話せないですもん」(話のペースを握りにいく)

 

A:「お兄さん年はいくつですか?」

僕:「21です」

A:「僕たちも21になる年なんですよ。学生ではないんですけど、メンバーが10人ちょっといてその中には学生もいます」

B:うなずく

僕:「そうなんですね〜」

A:「学生ですか?」

僕:「はい、法学部で勉強してます」

A:「そうなんですね〜」

A:「将来の目標とかこうなれたらいいなみたいなのはありますか?」

僕:「総理大臣になることですね」(ドヤ顔)

A:「すごいですね」(ドン引き)

B:ドン引き

僕:「まあ半分冗談みたいなものですけどね」

A:「その夢を実現するためになにか努力してますか?」

僕:「法学部で勉強することですかね〜」

A:「そっか専門ですもんね」

 

A:「今の生活何%くらい満足してますか?」

僕:「う〜〜ん、5割くらい?」

A:「5割というのはどうしてですか?」

僕:「そうですね、今現在の生活は特に不自由がなく満足しているんですけど、総理大臣っていう大きな目標と現在とのギャップ、まだ目標のスタートラインにも立ててないい状況、っていうので半々、5割ですね〜。半分冗談っていうのもこれです」

A:「なるほど、そのために具体的なイメージってありますか?」

僕:「今は勉強して、公務員になって、議員になれたら良いかなって思ってます」

 

A:「ちなみに僕たちの活動に参加してみようとか、興味とかってありますか?」

僕:「ないですねw」

A:「ですよねw」

僕A:「www」

A:「じゃあ今日は貴重なお時間ありがとうございました」

B:うなずく

僕:「こちらこそありがとうございました。これからも頑張ってください!」

 

僕:「あ、5分遅刻だ」

おしまい

 

 

一言一句正確に覚えているわけじゃないので正確な再現ではないんですけど大体こんな感じでしたね。

うーーーん怪しい。

駅で話しかけてくる人って基本怪しい人しかいませんからね。

自己啓発系か、外国人の募金か、みたいな。

 

今回みたいな二人組で片方がひたすら喋ってひたすらうなずくやり方は宗教の勧誘でもよく見ますよね。

勧誘の内容は興味ないけど、勧誘している人がどんな人なのかは興味あったりします。

  

筆者は勧誘の人と喋るの結構好きだったりします。

普段女の子を口説こうと必死になって話したり質問したりする側なので、こちらが黙ってても勝手に向こうから会話の糸口を探しに来てくれるのはすごく楽にコミュニケーションができて楽しいです。

世の中にはホストやキャバクラみたいな喋って楽しませる高給取りな職業もありますからね。

無償で、かつお願いされて話すのなんて最高ですよね。

 

 ちなみにツイッターで調べたら同じと思われる勧誘の例がいくつも出てきたので紹介しておわります。

 

ほぼほぼ同じですね。筆者のときは男性二人組でしたが...

 

筆者もオアシスに向かう出口の前で勧誘されました。

 

容姿褒められるのは鉄板のようです。筆者もお姉さんに褒められたかったです。

 

女性二人組と成長具合を見せ合いたい。

 

成長っ...!圧倒的成長っ...!

 

この人も怪しい人をドン引きさせる類の人ですね。