初冬の憂鬱なときに助けてくれるのは。
人はある日突然に憂鬱になることがある。
特に自分から望んだわけでもなく(そういう原因があるわけでもなく)ただ、何故か憂鬱になるときがある。
僕がそんなときに、助けてくれるのは自然だ。
山の新緑や、紅葉や、冬の晴れた人雲ひとつない夜空。
四季の中で自然が表しているものが、僕たちに見せてくれるものが、僕の憂鬱を消し去ってくれる。
理不尽な問題が溢れてやまないこの世の中だけれど、自然はいつだって僕を助けてくれる。
だから僕は、ときになんの理由もなく憂鬱になったときには一人で夜中に散歩をして、気のすむまで歩くことにしている。(昼間は人目につきやすいから新緑や紅葉は見れない)
一人で歩き始めて10分あまりの時間が経ったとき、ふと空を見上げるとそこには満点の星空があり、僕の心を穏やかにしてくれる。
これまで、理由のわからなかった憂鬱な気持ちさえも晴天にしてくれるのである。
これだから人生は辞めたくても辞められない。
死にたいときだってある。人を殺したくなるほど恨むことだってある。
けど、そこで死なずに、殺さずに留まっていられるのは、こんなキレイな夜空があるからだと僕は思った。
皆さんにも共感してほしい。
地球からみえる宇宙で光る星たちの綺麗さを。